ネット通販は便利ですが、届いた荷物の箱をその都度片付けないと、いつの間にかかなりの量になることがあります。
今回片付けることになった家も、最初は玄関の隅に数箱の段ボールが置かれている程度だったそうです。「次の資源ゴミの日にまとめて出そう」と考えているうちに新しい荷物が届き、その箱を上へ重ねる。それを繰り返していました。
数年後には玄関だけでは収まりません。
廊下、居間、寝室へと段ボールが広がり、一部では人の背丈を超えるほど積み上がっていました。しかも中身が入ったままの箱と空箱が混ざっています。
もはや「段ボールを捨てれば終わる」という状態ではありませんでした。
開けていない荷物まで大量に残っていた
驚いたのは、箱の多さだけではありません。
中身を確認すると、購入したことを忘れていた日用品や衣類、家電などが次々と出てきました。未開封の荷物さえあります。
同じような商品が何個も見つかることもありました。
本人に聞くと、物が多すぎて何を持っているのか分からなくなり、必要だと思って再び購入していたそうです。
問題は、それらの間に普通の生活ゴミも混ざっていたことでした。
通販の箱の上にコンビニの袋を置き、その上へまた新しい箱を積む。こうして何層にも重なっています。
一番下に何があるのかは、上から順番に取り除かなければ確認できませんでした。
箱を崩しただけでは片付かなかった
家族数人で作業を始め、最初は空箱を潰していきました。
これだけでもかなり場所を取ります。
ところが箱が減ってくると、その隙間からペットボトルや衣類、雑誌などが出てきます。
「段ボールが多い家」だと思っていたのに、実際には段ボールの山に隠れたゴミ屋敷だったのです。
さらに、箱の中身を一つずつ確認する作業にも時間がかかりました。未使用品だからといって全部残せば、家の中の物量はほとんど変わりません。
そこで、本当に使う物なのかを本人と相談しながら整理することにしました。
家全体へ物が広がり、自分たちだけで終わらせるのが難しいと感じた場合には、岡山市でゴミ屋敷片付けならハートスタッフへ相談する方法があります。ハートスタッフでは岡山市のゴミ屋敷片付けについて案内しており、大量のゴミや不用品がある住宅についても相談できます。
「まだ使える」が物を増やす原因になっていた

片付け中によく出た言葉が「これはまだ使える」でした。
確かに未使用の商品なら使えます。
しかし、使えることと実際に使うことは別です。
同じ種類の日用品が大量にあり、何年分あるのか分からない物もありました。
そこで「使えるか」ではなく、「今後本当に使うか」で判断するようにしました。
この考え方に変えると、少しずつ物を減らせるようになります。
せっかく床が見えても、不要な商品を箱から出して並べ直しただけではゴミ屋敷問題は解決しません。
家の中にある物の総量そのものを減らす必要がありました。
玄関まで一直線に歩けるようになった
作業前は、玄関から居間へ行くにも段ボールの間を横向きで通っていました。
片付けが進むと、まず玄関が広くなりました。
その後、廊下の床が現れ、居間まで普通に歩けるようになります。
大量に積まれていた箱がなくなると、「こんなに広かったのか」と驚くほど家の印象が変わりました。
窓の前にあった荷物もなくなり、カーテンを開けられるようになりました。
物が減るだけで、部屋の明るさまで違って感じられます。
まとめ
通販を利用すること自体に問題があるわけではありません。
ただ、届いた箱や不要になった物を処分しないまま新しい商品を買い続ければ、少しずつ家の中を圧迫していきます。
段ボールが天井近くまで積まれ、その間に生活ゴミまで入り込んでいる状態なら、普通の整理整頓だけで元に戻すのは大変です。
片付ける際には箱を減らすだけでなく、中身も含めて本当に必要なのか考える必要があります。
自分では何を持っているのか把握できないほど物が増えてしまったら、一度家全体を整理する機会を作ることが大切です。
