バストアップのために摂りたい食品

「胸を大きくしたい」そう思ったら食生活を整えることが大切です。「あなたが食べたものが、あなたの体を作っている」という言葉があるように、体は毎日食べているもので作られています。胸も毎日食べているものによって作られているのです。だからこそ、バストアップのためには食事を整えることが重要になります。

バランスがよい食事をすることが基本ですが、バストアップに効果的な食べものがあれば積極的に摂りたいと思いませんか。
残念ながらこれを食べればバストアップするという食べものはありませんが、バストアップをサポートしてくれるような成分を含む食べものがあります。

ここでは、バストアップのために摂りたい食べものを紹介します。

大豆製品でイソフラボン摂取

胸を大きくするためには、乳腺を発達させるか、胸に脂肪をつける必要があります。脂肪をつけるとなると体重を増やさなければならず、また胸にだけ集中的につけることはできず、二の腕やお腹などついて欲しくない部位にもついてしまいます。女性としては、脂肪蓄積は避けたいのではないでしょうか。
そのため、乳腺の発達をサポートしてバストアップを目指すことをおすすめします。

乳腺の発達を促すものが、女性ホルモンと成長ホルモンです。女性ホルモンは生理周期にも関係をしています。人によって多少の違いはありますが、生理周期は約28日です。毎月生理が不順な人は女性ホルモンのバランスが乱れている可能性があります。

大豆製品には女性ホルモン様作用のある大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボンを摂取することで女性ホルモンのバランスが整うことが期待できます。

納豆、味噌、ゆば、豆腐、豆乳など、日本にはさまざまな大豆製品があります。食品は薬ではないため、今日食べて明日バストアップするというものではありません。バストアップのためには続けることが大切で、続けるためには飽きずに食べられることが大切です。さまざまな大豆製品を活用すると、飽きずに続けられることでしょう。

大豆イソフラボンはサプリメントでも摂取できます。しかし、サプリメントは過剰摂取を起こしやすく、サプリメントから大豆イソフラボンを過剰に摂取すると乳がんの発症リスクを高めることが心配されています。食品から適度に摂取できるので、サプリメントを過剰に摂取しないように気をつけましょう。

ビタミンEで女性ホルモンバランスを整える

ビタミンEには女性ホルモンの分泌バランスを整える働きがあります。

ビタミンEの別名はトコフェロールで、「tocos」には子どもを産む、「phero」には力を与えるという意味があり、もともと不妊のネズミの実験から発見されたビタミンです。

その他にも、血行を促進したり、抗酸化作用を発揮したりする働きもあります。

肩がよく凝る、シミができやすい、眼の下にクマができやすい、こういった方は血行不良の可能性があります。血液は女性ホルモンを運ぶために重要なので、バストアップのためには血行をよくしてくことも大切です。

抗酸化作用とは、体をサビから守る働きのことです。私たちの体内では常に活性酸素が発生をしていて、活性酸素が大量に発生し続けてしまうと細胞や組織が傷つけられます。ビタミンEは若返りのビタミンとも呼ばれていて、活性酸素の影響から体を守ってくれます。

ビタミンEが多い食品は、ナッツ、アボカド、オリーブオイル、かぼちゃ、うなぎなどです。脂溶性ビタミンで油と一緒に摂取をすると吸収がよくなります。かぼちゃだったら、マヨネーズなど脂肪分を含むものと一緒にサラダにする、油で炒めるなどするとビタミンEの吸収率が高まります。

サプリメントで摂取する場合は過剰摂取に気をつけてください。脂溶性ビタミンは体内から排泄されにくく、過剰摂取による影響が心配されます。食事からの摂取の場合なら、特定のものを食べ過ぎない限り過剰摂取になることは少ないです。

成長ホルモン分泌のためにタンパク質

バストアップのためには、女性ホルモンと成長ホルモンの分泌バランスを整えることが大切です。

成長ホルモンはアミノ酸で構成されているホルモンです。アミノ酸はタンパク質が分解されたものなので、成長ホルモンを分泌できる状態に整えるためには、タンパク質を摂取することが大切になります。

タンパク質を多く含む食品は、肉・魚・大豆・卵・乳製品です。

大豆製品は大豆イソフラボンも含んでいて、女性ホルモンのバランスを整えることも期待できる、バストアップにおすすめの食材です。しかし、大豆ばかりでは栄養バランスが崩れてしまう心配があります。

食品によって含まれているアミノ酸のバランスや消化吸収率が違います。大豆のアミノ酸バランスはよいといわれていますが、他の食品からもタンパク質を摂取するようにしましょう。

肉や魚は脂肪分が多くてカロリーが気になると思います。その場合は、脂身が少ない白身魚を選んだり、煮る・蒸すなど油を使わない調理をしてみるとよいでしょう。卵や乳製品はコンビニでも購入できる手軽なタンパク質摂取源です。

毎日の食事を整えよう

体は食べたものでできています。お菓子、清涼飲料水、ファストフード、インスタント食品などばかりの生活では、体に必要な栄養素が不足してしまい、バストアップは難しいでしょう。

バストアップのためには、食生活を見直してバランスがよい食事を摂ることが大切です。特定のものに偏らず、いろいろなものから栄養素を摂りましょう。食品によって含まれている栄養素が違い、いろいろなものを食べているとバランスよく栄養素を摂取できます。

特定のものに偏らずバランスよく食べることが重要ですが、バストアップをサポートしてくれそうな食べものもあります。ここでは、大豆製品、ビタミンEを多く含む食品、タンパク質を多く含む食品を紹介しました。これだけを食べていてバストアップするものではなく、あくまでも適量を摂ることでサポートしてくれるものです。

豆乳を飲んでみる、おやつにアーモンドを食べる、毎食タンパク質が多い食品を食べるなど、普段の食事にちょこっと取り入れてみてください。そして、続けることが大切です。

他にもバストアップの方法としては、様々な方法があります。どうしても食事だけで簡単にバストアップするのは難しい部分もあります。効果的なマッサージや筋トレ、ストレッチ、また育乳ブラ(参考:育乳効果が期待できるブラ)などもいろいろと試してみると良いでしょう。